熱交換器

Heat Exchanger

熱交換器とは

熱交換器とは、液体や気体などの流体を用いてその熱エネルギーを授受させるための機器のこと。作動油/潤滑油の温度を適切にして、システムの稼働効率を上げるとともに、オイルの劣化を防ぐものです。
ラジエータ、オイルクーラ、チャージエアクーラ、EGRクーラなど、自動車や産業機器にはなくてはならない重要な機器です。
弊社では、様々なタイプの熱交換器をご用意しておりますが、大きく分けて2つのタイプがございます。

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熱交換器2つのタイプ

シェル&チューブ式熱交換器

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高温流体が流れる胴体(シェル)内に、冷却管(チューブ)が通っており、そこを流れる低温流体によって、高温流体を冷やすタイプの熱交換器・オイルクーラです。

シェル&チューブ式
熱交換器製品一覧

空冷式熱交換器

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高温流体が流れるラジエータに、ファンモータで空気を当てて、流体を冷やすタイプの熱交換器・オイルクーラです。

空冷式熱交換器製品一覧

熱交換器の構造

シェル&チューブ式熱交換器の代表的な構造について解説します。

固定管板式(2PASS)

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遊動管板式(2PASS)

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ローフィンチューブについて

ローフィンチューブとは

ローフィンチューブは鋼管外面に転造加工を施し、フィンを形成した鋼管です。
主に発電所、石油精製設備、冷却設備など、各種熱交換器に使われております。

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  • 社内でのフィン加工

    自社開発のフィン加工機を使用し、チューブにフィン加工を施しております。

  • 最小径:9mm

    冷却管の小径化により、伝熱係数が高くなり、熱交換器の効率が上がります。同じ径の本体に、より多くの冷却管を設置することが可能となり、冷却面積が大きくなります。

  • フィン山数:28山/in

    一般的なフィンチューブよりもフィンの山数を多く設定しております。これにより大きな冷却面積を実現できます。

  • チューブのバリエーション

    あらゆる材質、径のフィンチューブ製作が可能です。

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1
ステンレス鋼管(φ12.7)
2
ボイラ・熱交換器用炭素鋼管(φ12.7)
3
キュプロニッケル管(φ12.7)
4
アルミニウム黄銅管(φ12.7)
5
りん脱酸銅管(φ12.7)
6
りん脱酸銅管(φ9)

熱交換器の水質基準

熱交換器の冷却水は下表に示す水質基準でご使用ください。

  項目 冷却水
基準値
傾向
腐食 スケ-ル
基準項目 Ph[25℃] 6.5~8.2
電気伝導率[25℃](ms/m) 80以下
塩化物イオン(mgCl-/L) 200以下  
硫酸イオン(mgSO4-2/L) 200以下  
酸消費量(pH4.8)(mgCaCO3/L) 100以下  
全硬度(mgCaCO3/L) 200以下  
カルシウム硬度(mgCaCO3/L) 150以下  
イオン状シリカ(mgSiO2/L) 50以下  
参考項目 全鉄(mgFe/L) 1.0以下
全銅(mgCu/L) 0.3以下  
硫化物イオン(mgS2-/L) 検出されないこと  
アンモニウムイオン(mgNh4+/L) 1.0以下  
残留塩素(mgCl/L) 0.3以下  
遊離炭酸(mgCO2/L) 4.0以下  
安定度指数(R.S.I) 6.0~7.0
日本冷凍空調工業会標準規格(JRA-GL-02-1994)による
注意1:
冷却水としては通常、水道水、地下水、工業用水を使用することを前提といたします。
河川、湖、池等の無処理水を使用する場合、汚染されている可能性がありますのでご注意ください。
注意2:
この基準は熱交換器の寿命延長、効率保持、または、それらの低下防止のための管理値を定めるものであり、基準値内にあっても腐食が発生する場合があります。

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