ら行
流体記号
フィルタや熱交換器の型式の先頭に付ける記号で、使用できる流体の種類を表します。流体記号によってシール材や表面処理の種類を変更します(例:記号「F」:リン酸エステル系作動油用でシール材はFKM使用)。
リリーフ弁
エレメントの目詰まりが進行し、差圧が上昇した場合、エレメントの破損防止のために設ける圧力逃がし弁。通常0.35MPaに設定されています。
リン酸エステル系難燃性作動油
難燃性作動油の一種で航空機などに使用されている液体です。使用する場合、シール材に注意が必要です。
冷却面積
冷却管外側の表面積を示します。シェル側流体に接する面積にあたります。
ローフィンチューブ
フィンチューブの中でフィンの高さが素管の外径を超えないものをローフィンチューブと呼びます。万が一チューブに不具合が起きた場合でも、1本単位でチューブ交換ができるというメリットがあります。
ろ過
金網やろ紙のような細孔を持つろ材を用いて、流体中の粒子を除去すること。
ろ過精度
ろ過比が200以上となる粒子径を表します。また、従来からの慣習で各メーカが任意に設定した捕獲対象とする粒子径を表示する場合もあります。
ろ過比
マルチパステスト法によって計測されたろ過比を表します。対象粒径以上について、「フィルタ入口側の粒子数÷フィルタ出口側の粒子数」にて計算されます。例えば、β値が100の場合、入口側で100個のダストが出口側では1個になるということです。